医師が民間病院で働くデメリットについて

  • 2017年11月09日 01:02

民間病院は公立病院に比べて数が多いため、医師の転職先としては適しています。
たくさんの病院の中から選べると言う事は、条件に合う職場に出会える確率がアップする事になりますね。

民間病院で働く医師には「高給与」「地域医療への貢献」「ジェネラリストとしてスキルアップ」「医局のしがらみからの解放」など様々なメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
では一体どのような不利な点があるのでしょうか?
まとめていますのでご参考にしてください。

オールマイティーに対応しなければならない

民間病院でもへき地の無床クリニックでは医師が1人しかいない、というケースも決して珍しくありません。
看護師が急に休みを取ってしまうと、医師が一人で問診や採血、検査、診察、点滴、電子カルテ入力などの作業をこなさなければならないのです。

一人の医師が様々な仕事をしなければクリニックが回らない事もありますので「医師が問診なんか出来ない」「雑務は全部看護師にさせなければ」と固定観念の強い医師は、小さな医療機関ではやっていけないかもしれません。

患者も軽い風邪から重い病気まで様々な方がやってきます。
もちろん医療機器などの関係で対応出来ない患者もいるでしょう。
大病院へ紹介状を書いた方がいいのか、病院で治療した方が良いのか的確な判断が下せる医師でなければ小さな病院では通用しないのです。

休みがとりにくい

小規模な民間病院では少ないスタッフで業務をこなしています。
人手不足の病院では予定通りにお休みが取れない事もあります。
「週休2日で当直や残業無し」の環境を望んでも、病院によっては実現しないケースもあります。
プライベートを大事にしたい医師は非常勤勤務や、医療スタッフの多い病院を選ぶ方が良いです。

医師が少ない病院では急患対応や緊急手術、休出、急な当直など予定外の仕事が入りやすくなります。
全力で病院の仕事に取り組む覚悟のある医師はともかく、ある程度自分の時間を確保したい医師は転職先病院の忙しさや仕事量などをしっかり調査しておく事が必要でしょう。

最先端の医療技術や知識が学べない

民間病院の中で、大学病院並みの最新設備を導入出来る医療機関となるとかなり限られてきます。
研究会や勉強会への参加も大学病院程多くありませんので、勉強できる機会も限定的でしょう。
専門医の取得を考えている医師の場合、大学病院の方が勉強出来る環境は整っています。

逆に民間病院で医療技術を学びたい場合は、教育や研修に力を入れている病院を探すことが転職時の動き方となってくるでしょう。

医師が民間病院で働くメリットとは?
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