医師が民間病院で働くメリットとは?

医師が民間病院で働くメリットとは?

  • 2017年10月26日 01:00

民間病院で働くメリットとして一番大きな点は、やはり給与でしょう。
大学病院とは違い民間運営の病院は、臨床研究や研修、医師の教育、治験、専門医育成などの分野にそれほど力を入れておらず、患者の診察や検査、治療がメインとなっています。

保険請求が可能なうえに、診察・治療に専念出来る環境という事もあり、医師1人が担当する患者数も多く、大学病院よりも多くの収益を上げる事が可能となるのです。
そのため医師に支給される給与も、大学病院に比べて高額になるのが大きな特徴でしょう。

もし医師が高給与を得たいのであれば、大学病院にこだわり続けるのは得策ではありません。

高給与は大きなメリット

2015年の医師全体の平均的な年収は約1,100万円(平均年齢40歳)となっています。
この金額よりも高い給与がもらえているかどうかで今支給されている給与が高いのか、安いのかが判定出来ますね。

医師を含む事業規模1,000人の病院、これは大学病院などが当てはまるかと思いますが、このような大規模病院で働く40歳医師の平均的な年収は約970万円、これに対して事業規模99人以下の小規模病院で働く40歳医師の平均的な年収は約1,700万円となっており、なんと約2倍もの年収差がついています。

この収入差が10年続けば数千万円単位になりますので、やはり大きいと言わざるを得ません。
大学病院の医師が「バイトを掛け持ちしないと生活出来ない」とぼやくのは、やはり民間病院よりも給与面が不利である事が原因なのです。
やはり高給与を求める医師の転職先として、民間病院はかなり魅力的ですね。

地域医療に貢献できる

民間運営の病院は、病院の規模や診療科目などにもよりますが、地域医療に密接に関わっている事が多い傾向にあります。
地域住民のかかりつけ医として地域医療に貢献出来る事は、医師にとって大きな喜びになるでしょう。

地元の方と長いお付き合いになりますので、コミュニケーション力があり地元に対する愛着を持った医師であれば最適。
大学病院などでみっちり勉強した医師が、生まれ育った地元で開業するという話しもかなり聞きます。
最初から「地域医療に貢献する」事が目的なので自然、行動にも一貫性が出てきますね。

医局の人間関係から解放される

大学病院などの公立病院は医局の医師が派遣される事が多いですので、「医局のしがらみが嫌だ」という医師にとっては勤務しづらい場所です。

対して民間の場合は、医局出身の医師はもちろん医局に属さずキャリアを積んできた医師もいますし、集まって来た背景なども様々。
そのため少々癖のある医師などもいますが、医局の人間関係から解放されたい医師にとって民間病院は最適と言えるでしょう。

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